ギリアムの謎の力によりバラバラになったゼウスだが、死闘の末再び結集
そして彼らはまだギリアムを信じていた
ネオ・アクシズの野望を阻止するため、仲間を迎えにいくため、
彼らは敵の本拠地に突入する


  モウサ市侵入。要塞内の一室
アポロン「どうした? ソロモン市はまだ落ちんのか?」
参謀「は、それが予想外に3国連盟の抵抗が強く・・・・」
アポロン「ならば、コスモバビロニア方面の第2師団を救援に送れ。当面コスモバビロニアは無視しても構わん」
参謀「は」
アポロン「ゼウスのメンバーはどうしている?」
参謀「現在Bグループはザビ市でゲリラ活動を行っております。Aグループはアバオアクー市に潜入したものと思われますがその後の足取りは不明です」
アポロン「…そうか…」
  アポロン、外を見る
参謀「陛下、出過ぎた事とは思いますが最近マ クベ殿を重用しすぎてはおられませぬか?」
参謀「秘密警察がこれほど跋扈していては民衆の中には不安を感じ始める者も出て来始めますぞ」
  向き合う
アポロン「…仕方あるまい。今は一刻を争うのだ。悠長に事を運ぶわけには行かん…それがこの世界を救うためなのだ・・・・」



  ヘリオス要塞中枢部突入。要塞内の一室
アポロン「どうやらゼウスのAグループはこの要塞内に侵入したようだな…」
ヤプール「ご安心ください、アポロン陛下。確かに戦力のほとんどはソロモンに向かっておりますがここには我々がおります。我ら3人の力をもってすれば、あ奴らなど」
アポロン「過ぎた自信は身を滅ぼすぞ…マ=クベがどうなったか知らぬわけではあるまい」
ヤプール「は…申し訳ございません」
アポロン「謝らなくともよい。俺はただお前達を死なせたくないのだ…」
アポロン「よいか、こうなった以上ゼウスのメンバーを殺すなとは言わん。ただし、苦しまぬようにだけしてやってくれ」
シャドームーン「かしこまりました」
ヤプール「おお、陛下…我らのためにそれほど…胸中の苦しみ、お察しいたします」
アポロン「…今はプロジェクトオリュンポスを達成させることが大事なのだ。この世界を救うためにな…」
シロッコ「心得ております。いくぞ、ヤプール、シャドームーン」
ヤプール「おお!」
シャドームーン「わかっている」



  アポロンに話しかける
光太郎「見つけたぜ!! アポロン!!! てめえにゃ言っておきたいことが山ほどあるんだ!!」
アポロン「…そうか…とうとうここまで来たか。どうやら決着をつけねばならんようだな」
アポロン「俺のただ一つの弱点…それがお前たちだった…お前たちの幻影を乗り越えねば俺のプロジェクトオリュンポスは完成しない!!」
ダン「…行くぞ! いいな!?」

  「はい」を選択
アムロ「ええ」
シーブック「わかってます!」
光太郎「まかせなっっ!」
アポロン「コール XNガイスト!!!」
ダン「デュワッ!!」
アムロ「コール ν!!」
シーブック「コール F91!!」
光太郎「変身!!」
  戦闘開始

  「いいえ」を選択
光太郎「ちょ ちょっと待ってくれ、まだ心の準備が…」
ダン「カッコつけといてこれか…」
アポロン「…いいだろう。いくらでも待ってやる。この空間では時間は意味をもたぬ…」

  もう一度話しかける
アポロン「…用意はいいのだな?」

  「はい」を選択
光太郎「待たせたな! 今度こそ行くぜ!!」
アポロン「コール XNガイスト!!!」
   (後は共通)

  「いいえ」を選択
光太郎「わりい! もうちょい待ってくれ」
アポロン「……」


  戦闘突入
アポロン「全ての決着…ここでつける!」

  XNガイスト撃破
アポロン「…見事だ…だがまだ終わらん!!」
  XNガイスト変形、BGM変化
アポロン「XNガイストの真の力…見よ!!」


  戦闘終了
アポロン「そうか…今…今わかった…この力…これこそが世界を変える力だったのか…」
光太郎「てめえらに殺されたギリアムや沢山の人たちの恨み 返してやるぜ!」
アポロン「…そうだな…全ての業は俺が背負うべきなのだろう…ごほっ」
  割れ落ちる仮面
ダン「えっ…!?」
アムロ「そ そんな…!!」
光太郎「ギ…ギリアム!?」
ギリアム「…そうだ。俺だよ。俺がアポロンだったのさ…」
光太郎「う…嘘だ!! 俺は信じないぞ! お お前がギリアムだなんて!! ギリアムは死んだんだ! そうだろう!?」
ギリアム「ギリアムは死んだ…確かにな。今ここにいるのはお前たちが知っているギリアムじゃない…」
ダン「…何故だ!? 何故こんなことを!?」
ギリアム「俺には予知能力があった…未来を垣間見ることが…できた。そしてその未来は暗雲に包まれていた…」
ギリアム「おかしいとは思わないか? モビルスーツ、怪獣、サイボーグ、更には異星人までも一つの世界に存在している。こんなデタラメな世界が自然に存在するはずがない!!」
ギリアム「何者かがこの世界を人工的に造りあげた…この世界は実験室のフラスコなんだ…そして実験は…失敗したんだ」
ギリアム「俺は何とかして未来を変えたかった…このままではこのエルピスは破滅への道を突き進むことは目に見えていたんだ…」
ダン「しかし!! こんなやり方は!!」
ギリアム「間違っている…と言うんだろ? そんなことは百も承知さ…しかし俺にはこの方法しかわからなかった…」
ギリアム「だが…やはり君たちの方が正しかったようだ…俺は急ぎすぎたのかもしれん……」
ギリアム「今俺には未来が見える…だがそれは昔のように暗黒の未来じゃない…君たちこそが…エルピスだ…ごぼっ…」
アムロ「! しっかりして下さい! ギリアムさん!!」
ギリアム「無駄だよ。俺はもう助からん。君たちこそ早く逃げろ。この要塞はXNガイストのパワーによって異空間に存在していられるんだ。間もなく消え去ってしまう」
光太郎「ギリアム!! てめえカッコつけるんじゃねえ!! 生きろ! 生きて償うのがお前のやるべき事だろっ!!!!」
ギリアム「…相変わらずだな…だが俺も疲れたんだ…これ以上この空間を維持するのは不可能だ…早く行け!! 君たちを巻き添えにはできん」
ギリアム「行かないなら、俺が飛ばす!!」
ギリアム「…そうだ…最後に一つだけ教えてくれ…俺が助けたあのぬいぐるみを探していた女の子…助かったのか?」
ダン「ああ…無事だったよ…お前のことが…大好きだって…」
ギリアム「そうか…よかっ………」
光太郎「ギリアム!! ……馬鹿野郎……」



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おまけ:道中の三幹部とのやりとり

  VSヤプール
ヤプール「来たか、ゼウス…貴様らに我らの計画を邪魔させるわけにはいかん。ここで死んでもらう!特にウルトラセブン!貴様らウルトラ族には積もる恨みがある。」
ヤプール「セブン、貴様のためにとっておきのプレゼントを用意しておいたぞ。こいつの手にかかって死ねることを幸せに思え!来い!強化バードン!」
  強化バードンと戦闘
バードン「ぴ…ぴい…」
  バードン爆発
ダン「こ、このバードンは…まさか!!?」
ヤプール「くそっ、我が強化バードンをも破りおったか…」
ダン「貴様!! メフィラス星人をどうした!?」
ヤプール「ふん、あの臆病者ならとっくの昔に始末したわ。我らの理想を理解せず、どうしても協力しようとしなかったからな」
ダン「…貴様に理想をどうこう言う資格はない!」
  ヤプールと戦闘
ヤプール「く…貴様ら…これほどまでに…む、無念だ…我ら…虐げられし者の理想が…」
  ヤプール爆発


  VSシロッコ
シロッコ「よくもここまでこれたものだ。アポロン陛下の言うとおり、その力、馬鹿にはできんな」
光太郎「おい、ギリアムはどこだ!?」
シロッコ「ギリアム? …ああ、あの男は死んだよ」
ダン「なんだと!?」
シロッコ「貴様たちを始末できなかったことを恥じてな。自ら命を絶った」
ダン「バカな!? あのギリアムが!?」
シロッコ「これ以上貴様らに好き勝手にされては、我らの理想が水の泡と化す。貴様らにはここで消えてもらう。コール ジ・オ!」
  ジ・Oと戦闘
シロッコ「く…貴様ら…なぜそこまでして我らの邪魔をする? 今の間違った世の中を修正せねばこの星は救われんのだぞ!」
ダン「…お前たちのやり方は間違っている。こんなやり方でこの星を本当に救えるとでも思っているのか!」
シロッコ「フ…どちらの言い分が正しいかは歴史が決めることだ…勝った者が歴史を作る…もっともこの先、この星に歴史が残れば…の話だがな」
光太郎「てめえ、まだ負け惜しみを!」
シロッコ「負け惜しみか…行け。行ってお前たちのその目と耳で真実を確かめてくるがいい」

  シロッコに話しかける
シロッコ「果たしてお前たちに真実の重みを受け止めるだけの力があるのか…?」


  対シャドームーン
シャドームーン「ヤプールとシロッコは倒されたか…だが私はそう簡単には倒せん」
光太郎「へっ。今までの奴らも同じようなことをほざいてたぜ」
シャドームーン「ブラックサン…貴様らはこのカイザーグロウと遊んでいろ!」
光太郎「カイザーグロウ!? はっ、こいつはちょうどいいや。いつぞやの借りを返させてもらうぜ!」
  カイザーグロウと戦闘
シャドームーン「光太郎、貴様、いつカイザーグロウの弱点を!?」
光太郎「へへ、ようやく俺の名を呼んだな、信彦!!」
シャドームーン「!? 私には過去などない! 私はシャドームーン! 創世王だ!!」
  シャドームーンと戦闘
シャドームーン「まさか…この私が敗れるなど…バカな…」

  シャドームーンに話しかける
シャドームーン「…私の負けだ…だがまだアポロン総統が負けたわけではない…総統がまします限りネオアクシズは滅びぬ・・・」



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