47話「己の信じるもののために」


  戦艦出現、前略
ギリアム「……ここまでの事態を 招いたのは、あの時にホワイトスターを 守れなかった我々の責任でもある……」
ヴィレッタ「ええ。これ以上、 あの自動惑星をインスペクターに 使わせるわけにはいかない」
リューネ「あの時の借り、 あいつらにキッチリ返してやるよ!」
レフィーナ「各機、直ちに出撃を!」
  (出撃、中略)
ラミア「はい。転移による元の世界…… 『向こう側』への帰還、そして制圧…… ですね」
アクセル「その通りだ。 全ての足がかりは。元の世界に あるのでな」」
カチーナ「だったら、 さっさと自分の世界とやらに帰りやがれ! こちとら迷惑なんだよ!」
アクセル「完璧を期すためだ。 今のシステムXNには……ヘリオスが要る」
アクセル「奴をツヴァイ…… システムXNに組み込めば、より確実に 元の世界へ帰還できる」
ギリアム「……」
アクセル「もっとも……ヴィンデル達は 最悪の場合、貴様なしでも次元転移を 行うつもりのようだ」
ギリアム「だが、それは……」
アクセル「ああ、その危険性は残念ながら 実証済みだ。『こちら側』に来る際…… おれは多くの部下を失った」
アクセル「同じ過ちを繰り返したくはない。 ヘリオス、おれと来てもらうぞ」
ラミア「……」


  アルフィミィ登場、前略
ラミア「ギリアム少佐、 あのアインストが言う『門』と、 アギュイエウスの扉には、何か関係が?」
ギリアム「いや……ないだろうな」
  (中略)
アルフィミィ「でも、 もう時間がございませんの。 私も……始まりの地の者達も」
アルフィミィ「決断は下されましたの。 後は『扉』を開くだけ……そして」
リュウセイ「『扉』……!? さっき言ってた『門』とは 違うのかよ?」
アルフィミィ「そう……ですの」
ギリアム「『扉』を開く…… そのためにお前達はホワイトスターを 狙っているのか?」
アルフィミィ「ここには私達の望む物が 比較的揃っておりますので……」
アルフィミィ「……『力』……『鍵』…… そして、新たな『器』……」



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