キョウスケ編20話「プライベート・アイズ」


  シナリオデモ ヒリュウ改 ブリーフィングルーム メテオ3&DC基地関連会話後
ブリット「DCの前身、EOTI機関は 元々メテオ3の調査のために作られた組織ですし…」
ブリット「アイドネウス島に本拠地が 置かれたのは当然じゃないですか?」
キョウスケ「………」
エクセレン「でも、 メテオ3関係の情報って、落下当時の ニュースくらいしかないのよね〜」
ギリアム「当然だ。あの隕石の情報は EOT特別審議会によって巧妙に 隠ぺいされているからな」
ブリット「…ギリアム少佐は 何かご存じではないのですか?」
ギリアム「…EOTI機関の数年に渡る調査の結果、 メテオ3は人工物であることがわかっている」
タスク「人工物ぅ!? ただの岩の塊じゃないんスか!?」
ギリアム「確かに、メテオ3の外見は 直径約100メートルの岩塊だ」
ギリアム「だが… そのサイズの隕石が、まともに 地球へ落下したらどうなると思う?」
キョウスケ「…最低でも、 南太平洋の沿岸地帯は津波で 大きな損害を被る…」
ギリアム「だが、7年前… そのような災害は起きなかった」
エクセレン「そうねえ…。 隕石が落ちたって、凄い話題に なったけど…被害はなかったものね」
ギリアム「その理由は… メテオ3が重力制御装置らしきものによって、 落着寸前に減速したからだ」
タスク「げ、減速ぅ!?」
エクセレン「わお! 気の利いてるったら利いてる メテオさんねえ」
ブリット「じゅ、重力制御装置って…。 もしかして、それが…EOTの…」
ギリアム「そう。後にエクストラ・ オーバー・テクノロジー…EOTと 呼ばれる異星人の超技術だ」
ギリアム「他にも『トロニウム』と 呼ばれる物質など…メテオ3からは 様々なものが発見された」
タスク「ひょっとして、メテオ3を 地球へ送り込んで来たのは……」
ギリアム「現時点では エアロゲイターだと言われている」
キョウスケ「…少佐、 現在のメテオ3の状態は?」
ギリアム「アイドネウス島へ たどり着いたハガネのクルーからの 報告によれば…」
ギリアム「メテオ3には重力アンカーが 仕掛けられていたそうだ。まるで 動きを封じるかのようにな」
キョウスケ(…封印、というわけか…)
キョウスケ(もしや、ビアン博士は… メテオ3を『監視』するため…)
キョウスケ(アイドネウス島に DCの本拠地を置いた…?)



  5PPor敵全滅…敵増援
ブリット「くそっ、次から次へと!」
タスク「こっちはデカい戦争が 終わったばかりだってのに… 少しは遠慮ぐらいしろってんだ!」
ギリアム「…こちらの動きに 合わせて来たか」
タスク「? 動きって?」
ショーン「妙ですな…」
レフィーナ「どうしたのです、副長?」
ショーン「敵のことですが… 偵察の割には機体の数が多すぎます」
ショーン「また、我々を倒すには 戦力が貧弱過ぎます。かと言って、 陽動をしているわけでもない」
キョウスケ(…副長とギリアム少佐も 気づいているようだな)
キョウスケ(ただ、確実なのは…奴らの ターゲットがおれ達だということだ)
ヴィレッタ(私達の力を試しに来たか… あるいは…)
ヴィレッタ(どのみち、次の段階に以降しつつあるようね。 なら、こちらも急がねば…)



  エンドデモ ヒリュウ改 通信室
ギリアム「…アイドネウス島にも 偵察機が現れただと?」
一般兵「はい、そちらとほぼ同時に」
ギリアム「他地区には出現したのか?」
一般兵「いえ。報告によれば、 アイドネウス島にいたハガネを 狙ってきたそうです」
ギリアム「…了解した」
  ヒリュウ改 ブリッジ
レフィーナ「では、ギリアム少佐… 本来の任務に戻られるのですね?」
ギリアム「申し訳ありません。 DC戦争中はエアロゲイターの情報が ほとんど集められなかったので…」
ギリアム「今の内に その分を取り返さねばなりません」
ギリアム「自分勝手な申し出だとは 思いますが、どうがご了承を」
ショーン「いえいえ、 少佐は情報部の方ですからな。 お気になさらずに」
レフィーナ「今まで ありがとうございました、少佐」
ギリアム「こちらこそ。 それでは…」
ショーン「ヴィレッタ嬢も マオ社へ戻ると言っていましたし… 少し寂しくなりますな」
レフィーナ「そうですね。 でも、また会えるような気がします…」
  ヒリュウ改 格納庫
タスク「ええっ!? ヒリュウから降りるんスか!?」
ギリアム「ああ。 色々と調べたいこともあるのでね」
キョウスケ「…エアロゲイターの 目的について…ですか?」
ギリアム「やはり、お前も気になっていたか」
キョウスケ「ええ、先程の戦闘で」
タスク「あいつらの目的って… 地球の征服じゃねえの?」
ギリアム「妥当な線だが… それはカムフラージュではないかと思っている」
タスク「じゃあ、何なんスか? …って、それを調べるために艦を降りるんですよね」
ギリアム「ああ。ゼンガー達のことも 気になるが…我々の真の敵は エアロゲイターだからな」
キョウスケ「…あの男やDC残党との 決着はいずれつけるつもりです。 …色々な意味を含めて」
ギリアム「…そうか」



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