エンドデモ……ブレックス生存時 ブライト「これで、ティターンズの息のかかった議員は一掃されるでしょうね」 クワトロ「お疲れでしたでしょう、ブレックス准将」 ブレックス「ははは、少し走りまわったせいだな。さすがに年には勝てんよ」 ブライト「さて、これからどうするか・・・議会はしばらく検察の手入れで、おおわらわだろうが、ティターンズは、権力を握りそこねたとはいえ、まだ力を持っている」 クワトロ「このままおとなしく、ひっこんでいるとは思えんな」 万丈「連邦が正常に動けるようになるまでは、ぼく達は反逆者のままだろうしね」 ファ「エゥーゴのギリアムさんから、通信が入っています」 クワトロ「ギリアムから? つないでくれ」 ギリアム「作戦は大成功でしたね。こちらも、衛星を通じて、放送をキャッチしましたよ」 ブレックス「うむ、これでティターンズは、実質的に解散したのと同じだ。ただ、ジャミトフが行方をくらましてしまったのが、気にかかるが・・・」 ギリアム「ジャミトフが・・・では、まだそちらは大変でしょうね・・・」 ブレックス「どうかしたのかね?」 ギリアム「ノイエDCの動きが、活発になっています。DCと例の『ゲスト』という異星人も、宇宙圏での勢力争いをはじめていますし・・・」 クワトロ「人手不足・・・というわけか」 ブレックス「では、私は急いで宇宙に戻ろう。クワトロ君、後の事は君達にまかせる」 クワトロ「わかりました。准将、お気をつけて」 ブレックス死亡時 ブライト「これで、ティターンズの息のかかった議員は一掃されるでしょうね」 クワトロ「しかし、大きな犠牲を払ってしまった・・・ブレックス准将・・・」 万丈「クワトロ、いや、キャスバル閣下と呼んだほうがいいのかな?」 クワトロ「今までどおり、クワトロで結構だ」 万丈「大尉は、これからどうするつもりだ? ああいうことになった以上、きみにも責任をとる必要が、あるんじゃないのか?」 クワトロ「・・・わたしに道化を演じろと?」 万丈「事態が、道化を必要としているとすれば、きみにはそれを演じる義務がある。適任だよ」 クワトロ「・・・」 ブライト「これからどうするか・・・議会はしばらく検察の手入れで、おおわらわだろうが、ティターンズは、権力を握り損ねたとはいえ、まだ力を持っている」 クワトロ「このままおとなしく、引っ込んでいるとは思えんな」 万丈「連邦が正常に動けるようになるまでは、ぼくたちは反逆者のままだろうしね」 ファ「エゥーゴのギリアムさんから、通信が入っています」 クワトロ「ギリアムから? つないでくれ」 ギリアム「ブレックス准将が、亡くなったそうだな・・・」 クワトロ「・・・すまん」 ギリアム「謝る必要はない。それにこれからは、きみがエゥーゴの代表だ。おっと、辞退はさせんぞ。これは亡き准将の遺言だしな。それより、今の一件で、ノイエDCが活発化し始めたようだ。こっちは人手が足りなくて困っている。クワトロ大尉、すまないが、至急宇宙に出てもらえないか?」 クワトロ「しかし・・・今のわたしは・・・」 ブライト「クワトロ大尉、あなたが行かねば、エゥーゴはまとまらなく恐れもある。行ってください」 クワトロ「・・・わかった」 ギリアム「では、待っているぞ。できるだけ早く、こっちに来てくれ」 |